昨日の大津地裁の画期的判決を受けて、
関西電力高浜原発は運転停止作業に入り、
今日の午後8時頃には停止する予定だそうです。
判決は福島第一原発事故を踏まえ、
原発の効率性よりも事故が起きた際の
環境破壊の深刻さの方を重視し、
より厳しい安全基準を求めています。
そして、その安全対策のために必要な
福島事故の原因究明が今なお道半ばの
状況でありながら「新規制基準」を定めている
国の原子力規制委員会の姿勢に
「非常に不安を覚える」とし、
その新規制基準や審査は
「公共の安寧の基礎」として
十分とはいえないと指摘しています。
これこそが常識であると思います。
そもそも、原則40年で廃炉という基準を
破って40年を超えた高浜原発にOKを出した
「新規制基準」が信用できるわけがありません!
で、例によって原発ブラボーの産経非常識新聞が
社説で判決に噛みついているのですが、
「決定の影響は甚大だ。
4月からの電力小売り自由化を目前に、
4月からの電力小売り自由化を目前に、
関電の供給計画は全面見直しを余儀なくされ、
予定された電気料金の値下げも困難になる。
近畿圏での企業活動や生活に
マイナスの影響が出るのは避けられない。」
マイナスの影響が出るのは避けられない。」
・・・って、意味不明すぎて笑いました。
電力小売り自由化で新規参入が増えれば、
ますます原発は不要になるし、
競争で値下げも起こるんじゃないですか。
我が家も、4月になったらさっそく
東京電力なんて悪徳企業とは
手を切るつもりなんですけど?